(筆者注:小説内挿絵は女人化研究所さんから転用許可を特別に頂いております。)

「では、女人化最終段階ね。」結衣は甲虫のような奇妙な器械を幹夫の股間に取り付け、すぐに制御盤でスイッチを入れた。
ぶぅぅぅん!女人化装置が稼働を開始する。
幹夫の股間にむず痒いような奇妙な快感が走る。思わず声を出してしまう幹夫。
「あ、あぁぁぁ」
「ふふ、感じてきたわね、この器械は大したものだわ、さすがは伊集院様の発明ね」
「美希、いま、『袋』が溶けてるの。もうじき露出したアナタのタマが吸い出されるわ」
「あ、あぁぁぁ...ぁぁぁぁ」裏返った声でよがる幹夫。
ピーッ、ピーッ!制御盤が大きなアラーム音を発した。
「タマが吸い出されたわね、よしよし、ここまで順調と」
結衣は甲虫のような器械のところに行き、突起部を操作した。突起部の蓋が開き、結衣はそこに手を突っ込んで、やがて2つの楕円状球体を取り出した。
「美希、見て見て!アナタがオトコだった証しよ!これをジュエリーにしてあげるからね、うふふ」
「・・・」放心するばかりの幹夫。結衣はとり出したタマを二人のスタッフに手渡した。
「ネックレスと腕輪にしてね、瞬間溶接機も用意するのよ」
「はい、少佐」

「さて、いよいよ股間を完全改造してヴ○ギナ生成ね。いっしょに声帯改造もやるわね」
美希は大きな首輪のような器械を幸夫の首に取り付けた。
「美希ちゃん、よがり声なかなか可愛いけど、オカマっぽいのはちょっとね。のど仏も残ってるし。この装置でのど仏を溶かし、声帯を改造して甲高い色っぽいよがり声が出るようにしてあげるわ」

制御盤の前に戻った結衣は、再度装置を稼働させる。ぶぅぅぅん!ぶぅぅぅん!
装置は情け容赦なく、幹夫の股間のDNAを書き換え、ヴ○ギナを生成させていく。
「あ、あぁぁぁ...ぁぁぁぁ!ぁぁぁぁ!」あえぎ声が止まらない幹夫。
首に装着された装置も順調に稼働を続け、幹夫の声帯周りを改造して行く。
「んふぅぅぅ、あぁぁぁぁ!」幹夫の発する声がどんどん甲高くなって行く。もはや女性のあえぎ声にしか聞こえない。
言葉では現せない快感に飲み込まれて行く幹夫。女性の快感など知る由もない幹夫だが、実は、女性がセックスする時の快感に近いものを感じるような波動が装置から幹夫の脳に送られていたのであった。恐るべし伊集院の科学技術。
「あぁぁぁぁ!いくぅぅぅ!!」大きな快感が押し寄せ、思わず叫んでしまう幹夫。快感の正体は理解不能だったが、その瞬間、幹夫は確かにイったのであった。そして、その瞬間に幹夫の女体化は完了していた。
「はぁ、はぁ...」肩で大きく息をする幹夫、いや美希。

「美希ちゃん、晴れてオンナね。ウエディングドレスきっと似合うわあ」

強制和装花嫁女装に始まり、オカマを掘られ、中国針で自然かつ永遠の笑顔を植え付けられ、とうとう完全女体化されてしまった美希。
オトコだった「幹夫」の姿はもうどこにもない。足首に装着されたコントロールデバイスで筋力を弱められ、まともに抵抗することも叶わず、結衣と二人のスタッフになすすべなく玩ばれている。

美希-10

美希-11

「美希ちゃん、さすがに疲れたでしょ、これ飲むといいわよ」
「・・・」
のどが渇いていたことも有り、美希は素直に結衣から渡されたドリンクを飲んだ。ただのオレンジジュース?
「栄養補給用の特別なオレンジジュースよ。味は同じだけど、しっかり栄養分を入れてあるのね。これも伊集院様の発明」
気のせいでもなく、女体化工程で疲れた美希の体にみるみる元気が戻ってきた。デバイスのせいで力こそ入らないが。
伊集院という女は本当に天才なんだろう。その方向はまったく狂っているが...

スタッフ二人は美希をシャワールームに連れて行き、汗を流してあげた。
その後、純白のブラジャー、ガーター、ストッキング等の花嫁用の下着類が着せられた。

「さて、花嫁さんらしくゴージャスにしてあげるわよ」
下着姿の美希は室内にある美容室の椅子に座らされ、シャンプー・コンディショナーの後、メイクとヘアスタイリングをされた。その姿は美容室でセットを受けている若い美しい女性である。元オトコなのだが...

セットが完了した。いわゆる「夜会巻き」と呼ばれる上品な髪型にされていた。アクセントに銀色のティアラが付けられた。
純白のウエディングドレスを着せられ、実に美しい「元・オトコ」の花嫁の完成であった。

美希-12

「美希、ほんとうにキレイよ!アタシのお嫁さんとして毎晩愛してあげるからね。でもね美希、アナタは『元・オトコ』なのよ。一生それを忘れないようにこれを永久に付けるのよ」
美希の眼の前に、金色の楕円の球体をあしらったネックレスと腕輪が掲げられた。
「あなたがオトコだった証しをジュエリーにしてあげたのよ、どう、すばらしいでしょ?」
ネックレスと腕輪を装着後、瞬間溶接機で仕上げ、金玉ネックレスと金玉腕輪は二度と外れない、美希の体の一部になった。
「う、ぅぅぅぅ...」偽りの微笑みを植え付けられた表情のまま、美希はぽろぽろと涙を流した。
「あらあら、お化粧が崩れちゃうじゃないの、駄目ねえ」
メイクが直された花嫁姿の美希と、花婿姿の結衣は写真に収まり、写真結婚式は終わった。

「さて美希、新婚旅行はないの。アナタには最後の仕上げをして、私の妻、そして伊集院様の部下としてかいがいしく一生尽くしてもらうわ」
「?」結衣の言葉の意味が取れない美希。
「すぐわかるわよ。」そう言いながら、結衣は美希を抱きしめキスをした。二人の舌と舌が絡み合う。
どうみてもレズビアンの恋人同士が愛し合っている姿だが、その実は...

数日後。

「美希、食事の用意はできた?」
「はい、ご主人様、ただいま」
メイド姿の美希が食事のトレーを持って現れた。中国針による自然な微笑みを賛えたその表情は相変わらずであるが、その顔には一生取れない永久メイクが施されていた。メイドというより娼婦に近い厚化粧である。これは伊集院の趣味なのだが。
結婚式のあと、美希は伊集院のアジトに連れて行かれ、近衛メイドにされるための永久メイクと洗脳処理をされてしまっていたのだ。
もちろん完全洗脳ではなく、意識の底には自分が元オトコで、さんざんにいたぶられた末に性転換されたことがしっかり記憶に残っている。
メイド衣装は半袖で首回りの露出が大きく、金玉腕輪と金玉腕輪が良く目立つ。
今日の近衛メイドの業務が一通り終わったので、「夫」である結衣の部屋に戻ることを許されたのだった。
「美希、では一緒に食べましょう」
「はい、ご主人様」
二人きりの食事は終わり、美希は食器を洗って片づけた後、一生変わらない笑みをたたえた表情のまま結衣のところに戻ってきた。
「今日の仕事は終わりました、ご主人様」
「そう、それじゃあこれから寝るまではメイドから私の妻ね。たっぷり愛してあげるわ」

「あぁぁぁん...」結衣の責めに甘い吐息を漏らす美希。
結衣は腰に電動のバイブレータを装着し、美希のアヌスを犯している最中だった。
「美希、アナタはオンナになったけど、私はアナタの処女を決して奪わないわ。元・オトコのアナタがオンナの快感だなんてとんでもない。オカマを掘るだけよ」
「あぁぁぁん...」結衣の声が聞こえてるのか聞こえていないのか。あえぎ続ける美希。
「さあ、フィニッシュよ!」結衣はバイブレータのパワーを上げ、自らも腰を使って美希を責め立てる。
「あぁぁぁぁ!いく、いくぅ!」直腸を貫かれ、前立腺への刺激に酔いしれ、美希は果てた。果てたといっても射精も出来ないオンナの身であるが。
「はぁ、はぁ...」さすがに肩で息をする結衣。
「アタシも濡れちゃったわ、美希、キレイにしてちょうだいね」
「はい」
美希は舌を使い、結衣のヴ○ギナ周りを丹念に舐め続けた。
「んふ...ぁぁぁん、上手ね、美希」
「・・・」ぴちゃぴちゃ、無言で奉仕をこなす美希。やがて舌奉仕は終わった。

「さて、お風呂に入っていらっしゃい、美希。監視カメラがみてるから、こっそりオナニーしちゃあ駄目よ」
「はい、ご主人様」
浴室で体を洗う美希。美しい曲線の女体である。
ああ、オナニーがしたい、オンナってどれぐらいいいのかしら?
そう思い、一瞬指が自分のヴ○ギナに伸びるが、監視カメラの存在を思いだし、その指を引っ込めた。女人化して妻に娶られたのに、前は一生処女で、セックスはアヌスだけなんて、なんて仕打ちなのだろう。風呂を出て体を拭いた美希は、貞操帯を自ら穿く。結衣のコントローラで解錠するしかない貞操帯。履きたくはなくても逆らえない。

結衣が美希をこのように扱っている他、伊集院屋敷に住む幹部の「妻」は、いろいろな仕打ちを受け、「オンナ」の体に馴染んで生きることを許されないのだった。美希の扱いはまだ良い方で、ある「妻」は美希と対照的に、オナニーを毎日一定回数行わないと、体内に仕込まれたカプセルから分泌される物質によって老化が著しく早まるという仕打ちを受けているものもいた。その妻の「夫」はそれを見て楽しむだけで、キスするとか胸を揉む以上のセックスを決して行わない。

いたぶられながら女人化され、その後も「オンナ」の体に素直に馴染むことを許されず、一生いたぶられ続ける哀れな元・オトコたち。
彼らにとって、「結婚は人生の墓場」に他ならなかった。

【完】